
RightTouchは「TSKaigi 2026」に、Gold Sponsorとして協賛しブースを出展しました。さらにエンジニア2名のCFPが採択され、それぞれ登壇してきました!
本記事では、当日のブースの様子や2名の登壇を振り返りながら、TSKaigi 2026の熱量をレポートします。
事前の告知記事はこちらです。あわせてご覧ください。
RightTouchのスポンサーブース紹介

RightTouchのブースでは、RightTouchのミッションである「あらゆる人を負の体験から解放し、可能性を引き出す」にちなんで、参加者体験企画「エンジニアのモヤモヤを聞かせて ── あなたの"負の体験"を教えてください!」を実施しました。
また、ブースに立ち寄ってくれた方々とRightTouchのエンジニアで、プロダクトのQANTや開発体制のことを話すことも多く、さまざまなエンジニアの方と交流できました。
たくさんのエンジニアの負の体験
1日目も2日目も多くの方にお立ち寄りいただき、用意したボードに溢れて収まりきらないほどの負の体験が書かれた付箋(負箋)が集まりました。
共感できるものから、聞いているだけでちょっとドキドキしてしまうものまでたくさんの体験が集まりました。実際にどんなことが書かれていたかピックアップして紹介します。
AI・LLM系
最も多かったのはAI系の負箋。AIで開発が便利になる反面、苦労も増えている様子がうかがえました。
- AIに任せたらインシデント祭
- AIがやさしくない
- AIの進化早すぎてキャッチアップついていけない。
- 「AIがあるんだからぱっと作れないの?」と言われる。そんな甘くねえ!!
とくに情報量が増えたことによる認知負荷や、レビュー負荷の体験が多く書かれていました。
チーム・コミュニケーション
次に多かったのが、チームやコミュニケーションによる負です。
- 自分が昔仕込んだインシデントを新メンバーが直している時の悲しさ、申し訳なさ
- 設計にまつわる認識がなかなか擦り合わせられない
- 売れないと分かっているものを作る
- 人がやめる> <
AIが進化しても人間関係の難しさは変わらない…
技術的負債・レガシー
レガシーな環境や技術的負債に関する負箋も多く集まりました。
- ぜんぜん使われていない機能の修正
- 古のjQuery
- 全部any
- React Hook Formの設計間違えてゴメン!
前職の設計の失敗を懺悔する人も現れました。実装を引き継いだ人にこの想いが届いてほしい。
ドキュメント
ドキュメントの負箋も共感できるものが多く集まっていました。
- ドキュメントのSaaSが4つくらいある
- Wikiがどんどん内容が古くなってゆく
- 仕様書はボクの頭のなかですと言われた
- 雑なコメント
エンジニアなら共感できる定番ネタと言ってもよく、ブースでの会話も盛り上がっていました。
その他
その他にも、聞いていて背筋が凍ってしまうようなものや、シンプルに大変ですねと言いたくなるようなものまで…
- 障害で金融庁へ報告した
- なぜこうなったかだれもわからない…
- 作ったものが使われない
- 徹夜 🥺
お体に気をつけてお過ごしください。
負箋を書いてくれた皆さん、どうもありがとうございました!
RightTouchトラック
今年のTSKaigi 2026では、RightTouchの名を冠した「RightTouchトラック」が設けられ、#tskaigi_righttouch のハッシュタグでも当日のセッションの感想が飛び交っていました。
非常にありがたいことに、トラックで名前を知ってブースに立ち寄ってくれる方もたくさんいました。
エンジニア2名が登壇しました
RightTouchから2名のエンジニアのCFPが採択され、RightTouchトラックでそれぞれ登壇しました。
「雰囲気tsconfig」からの脱却:pnpmモノレポ運用で学び直したProject Referencesの基礎と実践
- 日時:2026年5月22日(金)17:20 ~ 17:50
- 発表者:プロダクトエンジニア hedrall
プロダクトエンジニアの小室(com)からは、pnpm workspacesなどのモノレポ環境で推奨される「Project References」を、"おまじない"ではなく仕組みから理解するための発表でした。
- なぜモノレポでProject Referencesが必要なのかを、コンパイラの基礎的な挙動に立ち返って解説
- 単一の巨大な
tsconfig.jsonが引き起こす全ファイルのASTパースから、パッケージ境界の.d.tsを活用した参照への変化 - コンパイラの気持ちを少し理解し、自信を持って
tsconfig.jsonを設計・運用できるようになる
Typiaで配信JSONの安全性を構造的に担保する
Score47.9は偏差値でいうと30くらいとのこと。
- 日時:2026年5月23日(土)16:40 ~ 17:10
- 発表者:プロダクトエンジニア oiki
プロダクトエンジニアの追木(oiki)からは、TypeScriptにおける外部入力のバリデーションで課題となりがちな、型定義とバリデーションスキーマの二重管理を、Typiaの導入でどう解消したかを共有する発表でした。
- 型情報そのものを起点にバリデーションと不要なプロパティの排除を行うTypiaのプロダクト導入事例
- 移行の背景と、実際に行った作業の概要
- Typiaが複雑な型をどのように扱っているのか
なお、追木からは発表で語りきれなかったTypiaの内部の仕組みを、別記事で詳しく解説しています。
さいごに

TSKaigi 2026では、Gold Sponsorとしての協賛・ブース出展・2名の登壇と、さまざまな形でTypeScriptコミュニティと関わることができました。
RightTouchでは、フロントエンドからバックエンドまで全プロダクトをフルTypeScriptで開発しています。今後もコミュニティの盛り上がりに貢献していければと考えています。
当日の会場の熱気や盛り上がりを感じて、参加したエンジニアのメンバーもたくさんの学びを得ることができました。
ブースに足を運んでくださった皆様、セッションを聞きに来てくださった皆様、そしてTSKaigi 2026を運営してくださった皆様、本当にありがとうございました!
採用情報
RightTouchでは、フルTypeScript × LLM × プロダクト開発という環境で、3.1兆円規模のカスタマーサポート市場にDeep Diveしたいエンジニアを積極採用中です。
カジュアル面談も歓迎しています。少しでも興味を持っていただけたら、ぜひお話ししましょう!